補修作業の流れ

丁寧に仕上げる

1.洗浄

シートの汚れを洗浄します(やや強めの洗剤を使用します)。

2.脱脂

乾燥後、工業用アルコールにて表面油分を完全に脱脂します。

3.ペーパー掛け

シート表面全体を600番~800番程度のサンドペーパー使用にて軽くペーパー掛けをします、シート表面のシボ柄に注意しながら作業します。(ペーパー掛けは塗膜の密着度を高めます)

4.パテあて

パテあて

破れ穴あきについてはシート下に下地補強後、柔軟パテにて2回~3回作業を繰り返します。パテをはみ出さず、くまなくあてるためにマスキングを事前に行います。

5.整形

パテが完全に硬化後、いよいよサンダーにて整形します。かなり根気と努力の必要な作業です。

6.塗膜再生(レストア仕上げ)

塗り

ここから仕上げ段階となります。キズ、スレ、塗料付着(軽微な凸凹)については流れ込むようになじむ溶剤を刷毛塗りにて2回~3回程度、合間に乾燥を繰り返しながら作業します。

7.乾燥・調色

塗り

この状態で1晩乾燥させます、翌日、色・艶等を調色し、2回~3回程繰り返し塗布して完成となります。

8.仕上げ乾燥・完成

塗り

ある程度の乾燥に1日~2日(季節によって異なる)必要となります。完全硬化については7日間が目安となり、硬化後は強度な塗膜となり金属を使用しても剥がれることは有りません。